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■トヨタファイナンスと提携 相乗りカード発行へ11/7
「Suica」(スイカ)を発行するJR東日本と、トヨタ自動車系クレジット会社、トヨタファイナンス(TFC)は6日、来年3月から両社の電子マネー用端末を共用化するほか、「トヨタ、JR東」相乗りのクレジットカードを発行すると発表した。1888万枚発行のスイカと、トヨタの後押しで急成長する後払い式電子マネー「QUICPay」(クイックペイ、QP)の提携で、電子マネー市場の拡大を図る。
定期券、乗車券と一体化したスイカを展開しているJR東が、TFCに提携を申し入れた。TFCも、QPカードを持つトヨタグループ社員ら利用者から「スイカとの連携を」との声が多く、受け入れを決めた。
両社の狙いは「60兆円にのぼる少額決済(日常の買い物)市場の主役を現金から電子マネーにする」こと。共用化するカード決済端末を、1万3000台設置。特に、QP端末の普及率が100%近い名古屋駅地下街での設置を急ぐ。そのうち8000台は首都圏、中部圏のタクシーに搭載し、鉄道はスイカで、買い物やタクシー利用はQPでと、切れ目なく電子マネーを利用できる環境を整える。
さらにTFCはJR東のクレジット機能を搭載したカードを来年3月に発行。決済でたまるポイントは、トヨタの新車購入時などの割引に利用できる。提携を記念したオリジナルスイカカードも発行する。
JR東はすでに、JR西日本の「ICOCA」(イコカ、発行枚数320万枚)のIC乗車券との相互乗り入れを実施。来年3月にはJR東海の「TOICA」(トイカ、30万枚)も加わる。だが、トイカは現在、買い物に使えないため、先月15日に東海地区に進出したイオンの電子マネー「WAON」は、愛知、岐阜のショッピングセンターでの共用カードにスイカを選んだ。名古屋市交通局、名古屋鉄道も10年にIC乗車券を導入する予定だが、買い物決済に対応するかは未定。JR東海などの電子マネー対応の遅れの間隙(かんげき)をつく形で、スイカの東海地方への進撃が今後も続きそうだ。 |
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